日記及び生存戦略情報記載用ライフログ

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色々調べていくと

 派遣切りに関して、やはり気になってしまい色々調べていくと今回の件は「恐慌」が原因と言うだけじゃなかったみたいだ。  元々、派遣業界は09年度に大きく変動する可能性があったみたいだ。  その原因は派遣会社や企業の不正と派遣法。06年に派遣法の上で派遣期限が1年から3年になり、09年で大体の企業が期限切れになる。その上で各企業は派遣社員を直接雇用に切り替える義務があったそうな。それがこの恐慌と重なったので「丁度良い機会」として「派遣切り」に各企業は方向を変えたみたいだね。  こうなると今回のK@i周辺を取り巻く出来事も色々説明が付く。  工場側から最初に出た提案は「派遣社員をローテーションして派遣のまま使い続ける」だったが、これは共産党に叩かれた。そこで次は「期間工への移行」だった。だが人事からの提案はあまりに適当だったので全体の3割程度しか募集が集まらなかった。(それ以前に工場側から最初の説明では2割程度雇用とか抜かしたてたんだけどな)  それが8月から9月、10月になって共産党から叩かれた事も関係して「全派遣撤退」と「直接雇用へ」方向転換したんだが、既に急激な不況状態。  これは良いタイミングだ、直接雇用しなくても、選考したフリして全部段階的に切ればいい。と言う事で職場の意見は無視し、派遣会社とあらかじめ取引して今回の件になったわけだ。  今回、「キヤノン期間従業員600人削減」や「<三菱重工>「私を正社員に」提訴へ...兵庫・高砂の派遣男性」を読んで感じたのは。結局は「派遣会社と大企業」そして整備されない「非正規雇用」が原因なんだ。  派遣先の大企業よりも派遣会社の方が諸悪の根源に近い存在だった感じだ。だって被害者面して責任は大企業に回せるし、大きな損失よりも責任回避出来る方が「利」になるわけだから。  なお個々に書いた事はK@iのチラシの裏なので、事実的裏付けは一つもありません。あくまで個人的に納得できる考えを書いただけです。  結局は立場的に切られた人間の戯言ですけどね。