日記及び生存戦略情報記載用ライフログ

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2009/11/17/02【アイテム課金は現代の錬金術】

 ■ ここ数日「女神転生IMAGINE」をやってるのですが、アイテム課金ってえげつないですね・・・。  「女神転生IMAGINE」では課金(有料)アイテム通貨としてCPという単位があって、「1CP=10円」で「50CP=500円」から購入できます。  真・女神転生ファンなら「軽子坂高校」の制服なんてアイテムがあれば欲しくなってしまいます。この制服はCPアイテムで98CPで販売されてます。98CPだと980円ですね。他に消費系アイテムの代表として「疾駆の玉(小・10セット)」なんてのがあります。これは1度使うとで30分間フィールドでの移動速度を1.5倍にするアイテムです。これは10CP=100円です。1回10円のコストになります。武器に関しては、見た所30から100CP前後が多いようです。  さて、このゲームは悪魔(仲魔)・アイテム所持欄が思ったより少なく、ちょっとプレーしてるとすぐに埋まってしまいます。そこで倉庫が存在していますが、これもCPチケット方式で30日間預けれるチケットが、アイテム倉庫は40CP、悪魔倉庫が60CPになっています。  さらにさらに力を入れてるイベントに「フォーチュンカード」があります。要するに「ガチャガチャ(ガチャポン)」と言われるくじ引き型アイテム交換ですがこれが10CPからで、毎月魅惑のアイテムを取りそろえているようです。  こうなってくると、本格的にゲームを楽しむには基本無料プレーですが、最低限「悪魔・アイテム倉庫」は利用する事になるでしょう。それだけで100CPなので1000円、なんとなくイベントの「フォーチュンカード」をやってみると今月の場合だと1回30CPなので5回もやれば1500円の出費。ファンとしては「軽子坂高校の制服」とか欲しいなぁと揃えていくと、あら不思議!3500円はつぎ込んでしまいます。もちろん「フォーチュンカード」はくじ引きなので欲しいアイテムが出るかどうかは運次第。  実際やってみて、この手のゲームはキャラのメイク=容姿(装備)を変えて楽しむ、いわゆるアバター的な楽しみ方ってのが大きい感じしますね。ゲーム内容もファンの目から見たら「薄め」な感じもするんですよ。それなりに上手くまとめてはありますけど、メガテン独特のマニアックさが薄いと言うべきですかね。世界観や音楽・悪魔(キャラクター)はちゃんと組み込んであるだけになんか勿体ない感がある。  「IMAGINE」サービス開始当初から「CP」に関しては問題視されていて、話題にもなりました。BOTNEWS Light ?ボットニュース ライト?:女神転生IMAGINEでアイテムくじ購入者が訴訟へ  当初に比べたら「アイテムの内容を濃くする事」で価値観を上げてバランスをとった感じもしますが、結局「アイテム課金制」オンラインゲームは定額式に比べて出費が多くなるようです。ケイブが「IMAGINE」利益を上げて一時は社員どころかアルバイトにもボーナスが支給されたりしてたらしいのですが、上記に書いたようにアイテム課金式MMOはあっという間に出費がかさむゲームです。これは「現代の錬金術」と言っても良いビジネスだとプレーしてみてつくづく感じました。これと同じように「ソーシャルネットワークサービス」の「mixi」や「GREE」「モバゲー」などの「アバター」も、この「現代の錬金術」と言えるでしょうね。こっちの方が携帯電話で簡単に利用でき、更に利用者層が低年齢の学生層が多いと言う事もあり、タチが悪い発展を遂げてしまったようですけど。  話題として古びてますが、実際にプレーしてみて感じたのが「ゲーム自体の感想」ではなく「アイテム課金の現状」だったのが残念です。ちなみに軽く「真・女神転生IMAGINE」の個人的な感想を書いておきますと、旧来のメガテンフリークが楽しむには物足りないオンラインゲームって感じですかね。なんか密度が薄いんですよ。悪魔合体やアイテム改造とかはどん欲に設定取り込んである感じしますが、フィールドや世界観が大味な感じがどうしてもある。3Dでダンジョンメインの原作をMMOでフィールド駆け回るシステムにしたからなのかな?