日記及び生存戦略情報記載用ライフログ

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マルチプロトコルメッセンジャーのススメ?

 現在のインターネット生活を送る上で、多分8割の人が何らかの「インスタントメッセンジャー(以下IM)」を利用してると思います。ある意味現在のインターネット上でのコミュニケーションに欠かせない定番ツールと言っても良いでしょう。  

   1996年以降、ICQなんてメッセンジャーがインターネットで各個人を繋いでた時代がありますが、今のスタンダードは「Windows Live messenger」辺りでしょうか?ちょっと路線が違いますが「skype」辺りも今やスタンダードアプリケーションになってますね(既にIMとIP電話の差が無くなってますが一応別扱い)。  icqの音  そんなIMも数種類ある為、自分が使ってるIM意外にも「他人の使ってるIMをわざわざインストールしなければいけない」事があります。「IM何使ってる?MSM(Live)?skype?」「Yahoo!だお^^」「ちょ・・・そうなんだ・・・」こうなってくると使用頻度が少ないIMクライアントをわざわざ入れるのが億劫だし、数種類のIMを立ち上げて置くのもリソースの無駄食いになってしまいます。  そこで「マルチプロトコルメッセンジャー」と言う物が便利だったりするのですが、メリット・デメリットがあるので一概に常用を勧めれないのも事実だったりします。  「マルチプロトコルメッセンジャー」というのは複数のIMアカウントを一つのクライアントソフトで管理・利用出来るソフトです。  なぜ?名前が「マルチメッセンジャー」では無く「プロトコル」が入るのか?それは、各社出してるIMの通信規格(プロトコル)に共通性が無いからです。これは過去の悪しき歴史が尾を引いていて、IMが出回った頃に各社シェアを争い独自プロトコルで差別化し互換性を持たなかった事から現状でも単純相互利用が出来ない状態になってます。  ですから、現在でもMSMのユーザーがICQユーザーに直接話しかける事は出来ません。ですから「マルチプロトコルメッセンジャー」は各クライアントソフト・アカウントの一元管理は出来ても相互通信はできないのであしからず。    現在「マルチプロトコルメッセンジャー」には下記の物があるようです。それぞれ一長一短あります。Linux用のクライアントはたまに使いますが、最低限メッセージのやりとりには支障はないようですね。  M2T Messenger  Pidgin, the universal chat client  Miranda IM - Home of the Miranda IM client. Smaller, Faster, Easier  各ソフトともメッセージのやりとりには問題ありませんが、IM提供企業独自の機能やファイル送信など一部サービスが使えない事があるようです。  クライアントをインストールしたくない(できない環境)けど、IMが必要な場合はWebブラウザベースで利用できるサービスもあります。  IMO    PCのスペックが高い人なら複数のクライアントソフトを入れても問題ないでしょうが、5年落ちくらいのスペックのPCですと「マルチプロトコルメッセンジャー」の方が快適に動きますので、利用する価値は十分あると思います。  他にもやはりIMアカウントの一元管理と言った使い方や、サブマシンへの予備としてのインストールなど、使い方は色々です。自分はサブマシンにLinux入れてるので使ってますが、あればあったで安心感があります。ただしskypeも含んだ物がまだ少ないのがLinux系の難点か。    そんなわけで、ススメ?とは言い切れませんが、何となく書いてみました。こんな記事書いておきながら個人的にはメインでは使ってないし、使ってるのは「Windows Live メッセンジャー」+「Messenger Plus!」と「skype」なんですけどね。「Googleトーク」は興味はああるけど、使ってる人が余り居ないので使ってみる機会が無いのが残念。