日記及び生存戦略情報記載用ライフログ

日記及び生存戦略情報記載用ライフログ

【心霊?】時期なので怖い話でも・・・【体験談】

 ■ 今年の梅雨は空梅雨なのか?梅雨らしいのか?いまいちはっきりしない感じがありますが、そろそろ夏がはじまる気配もしてますね。

 過去にBlogに書いた事もあったかもしれませんが、自分が体験した怖い話系の体験談を書き殴ってみようかと思います。

 いくつか経験があるのですが、今からもう十数年前の話、自分が地元秋田で警備員の仕事をしていた時の経験をまず書きますかね。

 当時自分が受け持った現場の一つに、とある地区の下水道埋設工事がありまして、その地区ってのが「火葬場」への一本道がある場所。ぶっちゃけて場所を言ってしまえば「平和公園」の横の火葬場への一本道なのですが、この「平和公園」ってのは秋田市でも有名な心霊スポットでもあります。(この平和公園での経験もありますが、それは後ほど)

 さて、この一本道、田んぼの真ん中なので車のすれ違いはギリギリ出来る広さ、そこに下水管を埋めるので当たり前に片側交互通行になります。よって、火葬場に向かう霊柩車も行き帰り誘導する事になる、1日に数度は葬儀に向かう車を見送る形となる。

 この一本道は途中に民家はあるのですが、その先は火葬場(斎場)で、その先は平和公園内の墓地に繋がっており、その先に公園が場所があります。地元民家住民の往来以外は霊柩車が往復する程度で、歩いて斎場に向かう人なんてのは、まず居ない。

 工事が始まるのが朝8時から遅くて終わるのが希に20時くらい。一人で受け持っていた現場なのでお昼休み以外は常に一本道に立ってる形だった。

 ある日、朝10時くらいに一人の老人が斎場に向かって歩いて行った。当然工事の横を歩くので誘導し見送る。その後、霊柩車が来て、それを誘導する。狭い道なので嫌でも助手席の遺族と遺影が目に入るのですが、目に入った遺影、どこかで見た人だなぁ?とか、思いつつ誘導し、気になりつつも仕事を続ける。昼休みは、作業員が交代で現場に立ってくれる。(掘削してるので誘導は必須なので)

 飯食ってる最中に、朝通った老人と遺影の写真が似てた事に気が付いて、飯食い終わってから交代してくれてた作業員に「朝、歩いて行った老人帰ってきた?」と聞いて見るも誰も帰ってきてない。そして工事が終わるまで誰も火葬場方面からは歩いてこなかった。

 斎場から公園へ抜ける事は出来るが、まずそれやる人居ないんだよな。つか、歩いて斎場に行く「人」自体が居ない。斎場職員も地元の人間も、勿論霊柩車、遺族も車で往来する「道」なのである。遺影の件は思い違いかもしれないが、奇妙な事もあるもんだと思いつつその日の仕事が終わって、報告書伝票書きにプレハブ設置の詰め所に戻る。

 そこで雑談がてら監督に「朝通った老人」の事を話すと、監督は「今日は一人も通ってないべや?」と返した。

 この現場、警備員一人で請け負ってるが、道が狭く片側交互通行と言う事で施工カ所が長い時などは現場監督も一緒に誘導する。午前中、確かに老人を一人自分は誘導した。その際に監督に車来てないか?確認し合図も送ってるので、監督も往来する車などは見てるはずなんだけど、彼は見てないし記憶に無いという。悪ふざけかと思ったが、どうもそうでもない。

 じゃあ、俺はいつ、誰を誘導したんだ?

 監督にどんな老人だったのか?聞かれたけど、何故か答えられなかったんだよな・・・。

 と言う経験が、約半年の期間に数回ありました。