何を思ったか?「ポータブルヘッドフォンアンプ」が欲しくなり、お手頃価格で手に入る機種があるという話を聞き「Fiio E3 」を買ってみました。
実は正規取扱店の「オヤイデ電機」の通販で買ったのですが、大須のヘッドフォン専門店に在庫ありました。アマゾンでも取り扱ってますね。送料損したなぁw
気を取り直してレビュー開始。
パッケージはシンプル。
内容品は本体・ケーブル・ユーザーガイド
大きさ比較。ポータブルヘッドフォンアンプの中では最小なんでしょうね。
背面側面は簡単な表記のみスイッチの類は一つもありません。電池は側面から。使うのは単4電池1本。
接続はプレーヤーからアンプ下部のインプットへ。
アンプ上部のジャックにイヤフォンorヘッドフォンを差すと電源が入る仕組みです。電源が入るとLED点灯。
接続全体でこんな感じになります。単純に挟むだけ。
今回は手持ちのヘッドフォン「audio-technica ポータブルヘッドホン ATH-ES3 BK」を使用しました。
音質の変化。
コレは個人の主観や再生機器・イヤフォン&ヘッドフォンで変わってくるでしょうが、個人的な先の組み合わせでの感想になります。
まずホワイトノイズ(無音時のサーって音)はあります。アンプ単体にイヤフォン刺した状態でも少しはいります。「第一世代
iPod shuffle」自体もイヤフォンを標準の物から変えると目立って聞こえてたのですが、「E3」でそれが軽く増幅された感じになります。
今回の組み合わせでは「高音・中音」はあまり強調はありませんが、少しクリアになりノビと少しキレが出ました。低音は少し太くクッキリした感じになりました。
アンプの効果は大きいか?と訪ねられたら、正直目立って効果は判りづらい感じになってます。しばらくアンプを通して聞いた後で、直差しにして聞いてみれば「あ!違うんだな?!」と気がつくと思います。
曲や機器によると思いますが、聞き疲れするような強調のしかたにはなってないと思います。イコライザ内蔵のプレーヤーだったらプレーヤー側で調整してやれば十分聴き応えのある音質になると思いましたよ。
結果買って得か否か?使い続けれるか?
あくまで個人的意見ですが、値段相応の音質です。ですが価格が安いことを考えると十分な音質効果だと思います。
この「E3」はアンプ自体に音量調整がありません、ですからプレーヤー自体での音量調整になります。アンプなので当たり前ですが音量はアップしますから、プレーヤーの音量を少し下げれるので電池の長持ち化には期待できるかもしれません。
後は本体の「大きさ」がとにかく小さい。ですから持ち運びは他のポータブルヘッドフォンアンプに比べたら格段に楽です。欲を言えば上位機種の「E5」のようにクリップでも付いてれば更に良かったのですね。
以上を踏まえ、個人的には気に入った「E3」でしたが、
音質にとにかく拘る人・
ハッキリとした効果が欲しい人・
音量調整や別ライン出入力が欲しい人などには
お勧めできませんね。
逆に、
手軽に軽く音質を変えたい人にはお勧めできる一品になってますよ?。
Fiio Eectronic Technology Ltd