日記及び生存戦略情報記載用ライフログ

日記及び生存戦略情報記載用ライフログ

変化と変貌

◇クレバリーが自己破産、負債は3億3,200万円

◇エルミタージュ秋葉原 [取材ネタ] 20年に渡る歴史に幕。クレバリーの経営破綻に至る経緯と業界の声

■ 昨日、ネットを駆け抜けたニュースと言えば個人的には昨日もちょっと書いた「真・女神転生Ⅳ」の制作決定!なのですが、上記のニュースも個人的にかなり大きなショックを受けたニュース。

Twitterで一報が伝わりだした朝の段階で、とても信じたくないニュースだったが、十分すぎる予兆があったので「信じたくないけど、ありうるな」と諦めた気持ちにもなった。

個人的に「クレバリー」といえば秋葉原自作PCパーツショップの代表格で、昔は時折通販で利用してたしネットショップの方も情報源としてよく見てた。秋葉原に行った時は必ず覗いてた店舗でもあった。思い起こせば看板が緑の時代が一番印象深い時代だったな。

PCパーツショップはここ数年で業界再編というのですかね、吸収合併も多いし今回のクレバリーのように突然の倒産ってのも良く耳にするようになった。それはある意味当たり前の流れなんだろう、でも90年代から自作を趣味にしてきた人間からしたら「寂しくなった」以外の言葉が見当たらない気がする。

秋葉原の有名店が次々に閉店・倒産していくのを見ると、アキバはもう電気街からどんどん離れていってる気がしてならない。家電の街からPCの街・サブカルチャー・萌え文化の街へ変貌して、聞く話によればサブカルチャー・萌え文化も中野・立川・池袋と言った場所へ分散拡大移行しつつあるというではないか。

今のアキバは、駅前に大型家電量販店数店を残し、街の片隅に電子パーツ店、消えゆくPCショップに薄くなるサブカル・萌え文化。代わりに目立って増えたのは飲食店かな?昔の濃さが薄くなりつつある気がするが、それでも関東のオタクの聖地は秋葉原であってほしいな。

東海は名古屋に住んでいて想いを馳せる秋葉原。そんな名古屋はオタクの街「大須」も近年似たり寄ったり同じ現象は起きている。電子部品パーツ店は一定数まで減ったしPCパーツショップも然り。代わりに増えた「萌え文化」、飲食店も急激に増えた。オタクの居場所としては想像以上に薄い場所なんだがなぜか?変動があっても一定の薄さから濃さが変わらない印象がある。それは大須という土地の文化が、突飛した印象のあるアキバと質が違うせいなんだろうな。大須は元々、神社仏閣、洋服ファッション、仏壇に家具そして電子部品に家電・PCと雑多な商店街でそこにオタク要素が加わっただけだから変貌が当たり前なんだろう。最近じゃやたら「韓国」ショップも増えてしまい個人的にはアレだけど・・・。

秋田なんて田舎に住んでたから名古屋の街の移り変わりの早さには毎度驚く。そしてそれでも名古屋は田舎だなぁと東京・大阪をみると毎回痛感するので、俺の生きていく速度的には都会は辛いのかもしれないなぁ。