日記及び生存戦略情報記載用ライフログ

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今、欲しい物を考えてみる。

人間、特に現代社会において、活動力の源になることってのは「食欲」「性欲」「睡眠欲」の三大欲求の他に「物欲」というものがあって、それは戦後の日本において消費的社会構築の為に大手広告会社が必死になって心理誘導をし培ってきた社会的欲求なんだろうなとかなんとか、無駄に考えつつ自分の欲しい物って今何があるんだろうか?

30歳も後半になり、若い頃に比べて物欲が減った。正確に言えば、実用レベルの水準が安定したおかげ様でデジタルガジェットであれ何であれ買い換えたいという欲求が減ったんだろう。

そんな中でキングジムポメラD200」あたりは物欲を無駄に刺激する。 個人的に追い求めていたテキストを入力するシンプルな機械がそこにあるのだ。しかも実用に耐えうる妥協のない性能のそれである。そしてそれは今住んでいる部屋の家賃より高いのである、まぁ買えないわ。

Twitterに先日こぼしたが、パソコンのIMEにATOKを再度使ってみようと思い体験版を入れてみた、実際今この記事を書いているのはATOK2016なのだけど、ストレスなく使えている。

古い人間である。過去はPC-9801時代からATOKは使ってきている。近年購入したのは2008と2011、以降はGoogleIMEを使っている。 なぜ?ATOKからGoogleIMEに乗り換えたのか?それはATOKも効率と利便性を追求しコアの変更や色んな機能をどんどん追加していて、マシンパワーに負荷がかかり重くなったり、余計なお世話がうざかったのである。個人的にはちゃんとした日本語をシンプルに変換してくれるだけで十分なのだ。

欲しい物、ポメラってのもシンプルに機能を追求している一品という意味合いで「欲しい」って意味合いが強いのかもしれない。 文章を書くのにカラー表示は特に必要ないモノクロで十分、無駄にネットに繋がらなくていい集中できない。ただしデータのやりとりはネットワーク連携できればありがたい。持ち運びはしやすい方がいい、鞄に入る軽いのがよい、喫茶店などで文章を綴るのは意外と心地がよいものだったりする。過去にカシオCASSIOPEIAやNECモバイルギアで綴っていた時は無駄に楽しさがあった。

Android端末、タブレット+キーボードでも文章入力なんて簡単に何処でも出来る時代ではある。だけれど入力中に着信があったり通知があったり、漢字変換の際に画面をタッチしたりってのが個人的にどうしても駄目なのだ、なのでテキスト入力専用のシンプルなんかが欲しい。常々そういう気持ちがずっとあって、時折それを追い求めている自分が居るのだ。

理想的なのはMS-DOS時代のVZエディタにATOK、それをモバイルギアくらいの端末で運用したい。それを今実現するとネットブック的な端末にATOKとwzエディタもしくはそれっぽいエディタだろうか?などと考えているけど、理想に一番近いのがポメラD200、ただし5万強のお値段である。

ぶっちゃけ、本当に入力するだけなら環境の選択は無限に増えた。だけど付随するかのように誘惑も増えた。多くな誘惑はインターネットだろう、ちょっと捜し物からテキスト入力が止まってしまうのだから困りもの。便利な世の中は誘惑の塊である。故に何度も書くが専用の環境たるポメラD200が欲しいのである。